円安で海外製品の価格がどうなるか気になる

最近すっかり円安が定着してしまいました。
でも円安になると何が良いんでしょうか。消費税も上がって円安も拍車がかかり、益々生活が大変と思ってる人の方が多いような感じがしますが、本当に円安は良いことなのでしょうか。

円安になると、海外製品が高くなるので輸入には不利な状況となります。

特に、当サイトのように海外医薬品の情報に触れていると、円安で海外からの個人輸入を利用する時にも円安の影響が薬の価格高騰に繋がらないかが気になるところですが、実際にチェックしてみると、確かに高くなった製品も有りますが、1ドル100円台からそれほど変わっていない製品も有ります。

円安で得をするのは、海外に商品を輸出する場合。

特に日本の場合は、国産自動車が海外でも人気が高いので、そういう大きなものが売れて利益が出る為には、円安の方が良い事には変わりありません。

実際、2014年の段階でトヨタ自動車が利益が最高になったと発表されていましたが、これは完全に円安の影響です。輸出を行う大企業にとっては嬉しい円安。

その売り上げは、2014年度には26兆5000億円にも上るとみられていたそうです。しかも、これだけの利益が上がる巨大企業なので、円安でたった1円動くと400億円も利益が増すそうです。つまり何もしなくても円安方向に1円動けば400億円増える。何もしないと言っても実際には、大きな企業として稼働しているのでかなり色んなことをしていますが。笑

つまり、円安が維持され続ければ、増収が維持出来るということであり、それだけの収入が日本に入ってくると考えると、そこから更に税金などを引いても国に入ってくるお金が大きくなるという考えからなのでしょうか。そう考えると、日本政府にとっては、トヨタさまさまなのかもしれません。

その一方で日本人1人あたりの生活はどのように変化しているのでしょうか。

消費税が3%上がっただけで様々な商品がクッション的に消費税が上がり、結果的に、3%の消費税アップじゃ済まされないほどの値上げが進んでいます。その上便乗値上げで消費増税の値上げに合わせて価格調整が行われている商品も有るようです。

そう考えると、1部の大企業とそこで働く社員にとっては、消費税がアップしても円安が進んでいることで収入が増えてあまり変化を感じていないかもしれないけど、それ以外の国民にとっては、あまり好ましい状況ではないかもしれません。

中でも乳製品などが消費増税の影響で一挙に値上げに踏み切ったというニュースを耳にしたことが有ります。

こうして身近な商品の価格が高騰すると、益々買い控えに拍車がかかり、今まで売れていたものが売れなくなってしまうと、日本国内での消費の落ち込みに繋がるような気がします。対外国では、好景気であっても、日本国内での消費が落ち込んでいけば、お金の回転が悪くなり益々不況に拍車がかかる気がします。

やっぱり、誰でも買える金額のものが多いとそれだけ消費が生まれやすくなります。そうやって一人一人の消費が増えていくと、経済の循環が良くなって、日本国内で抱えている雇用問題などの解消にも繋がっていくかもしれません。

円安が進むことでの利益と円高でも、日本人にとって買い物がしやすい環境で経済が良い方向に行くをことを比べると、どちらが本当の意味でのメリットが大きいのでしょうね。

いずれにしても、円の価値が下がっているのが円安です。
かつては100円前後だったものが、そこから20円以上も下がっているというのは、円の価値そのものが益々なくなっていっていることを証明しているようなものです。それなのに、経済の状況が良くなると思ってしまうのはちょっと怖い気がします。

円安による景気の回復は、これはあくまでも輸出に限った話で、食品を始め、ガソリンや資源、そして医薬品など、外国から輸入する時に、円安になった分だけお金を払わなくてはいけませんから。

そんな状況でも、個人輸入を利用する人が増えているのは、やはり、日本国内で商品を買うのは高いと感じている人が多く、それと同時に生活にかかる負担も増えて来て、そうした状況が改善されないので仕方ない手段だと感じているのかもしれません。出来ることなら、安心安全のしっかりしている日本の製品を使った方が良いと考えている人は多いと思うけど、それができないのも円安や消費税増税が関係しているのかもしれません。